【腐女子必見!】おすすめ商業BL漫画たち

夏色モラトリアム / 森嶋ペコ

「お前が良くても俺が嫌なんだ!!」
とある事情で山奥の男子校に転校してきた釘島 翠。
入寮初日からルームメイトの松寺靖太に男子校ならではの「洗礼」を受けてしまい、先々の高校生活にげんなりしていた。
誰彼構わずの松寺のことが理解出来ず、本人の意思で楽しんでいるのかと思っていたら、
実はそうではなく過去のトラウマが関係しているらしい。
いい奴なのか悪い奴なのか、釘島は松寺から目が離せなくなってしまい……。

Blue Lust 【1~2】 / ひなこ

暑い夏の午後、隼人は、学校の屋上から身を乗り出すように下を見ていた一人の男子生徒に気付き、慌てて保護をする。それは、無口で周りと馴染もうとしない転校生の奏真だった。過去のとある後ろめたさから、隼人は奏真の様子を気にかけるようになり、その優しさに少しずつ奏真の笑顔が増えて行く。しかし、奏真の家に遊びに行った隼人は、彼の隠していた事実を知ることになり…。さらに、自らの過去の過ちから目を逸らすように奏真との依存関係が始まって——。

青い春、赫い絲 / キサユキ

病院の院長子息である夕來に求められるのは、優秀な成績、品行方正な言動
――跡取りとしての価値だけ。
夕來は男に買われることで虚しい毎日をやり過ごしていた。
そんな折、夜の街で奇妙な男・大神旭に出会う。
「ねぇ、キミ。死相が出てるよ」
突然おかしなことを言い姿を消した旭だったが、
転校生として再会することに…。
自由奔放な旭が旅芸人一座の跡継ぎとして育てられ、
自分と同じような境遇だと知った夕來。
居場所がないという共通点から惹かれあう二人だったが、
家柄の違いが二人の邪魔をする…
しがらみに囚われた二人の禁断の愛の行方は――。

だれにも内緒で。 / 佐倉リコ

イケメンでモテモテだけど童貞の牧。なぜかというと、チャラ男風の見た目に反して、
エッチは本当に好きな人としたいという、今時めずらしい超ピュアな男子高校生だから。
ひょんなことから、童貞であることを同級生の宮下に知られてしまった牧は、
黙っている代わりに自分とつきあえと脅される。
しぶしぶ承諾するが、宮下はとんでもないドSで――!

青年は愛を乞う / 日野ガラス

ただ、俺はお前に愛されたい

自分がゲイである事をずっと隠してきた高校生の楓は、親友の奥田に想いを寄せていた。 この想いは一生伝えてはいけない───そう心に決めていた楓だが…。 交錯する想いが辿り着いた先とは…?
自分がゲイである事をずっと隠してきた高校生の楓は、親友の奥田に想いを寄せていた。 この想いは一生伝えてはいけない───そう心に決めていた楓だが…。 交錯する想いが辿り着いた先とは…?
青年たちの繊細な心を描いた、日野ガラス渾身のデビューコミックス!

スウィートチェリーバイブ / 日野ガラス

篤也の幼馴染であり、ハーフの竜司は幼い頃、それはもう天使のような可愛さだった。その『可愛さ』が抜けない篤也にとって、熱っぽい目で見つめてくる雄の竜司はドキドキ以外のなにものでもなくて……! 表題の思春期バカップル!? ラブコメのほか、セックス依存症のバンドマンをめぐるハードラブや監禁愛などもぜ~んぶ収録! 1冊で何度も楽しめるデリシャスBLコミックス

カーストヘヴン 【1~2】 / 緒川千世

手にした札によって、クラス内での自分の階級が決まる。 これは教師は絶対知らない、生徒だけの秘密のゲームだ。

梓はカーストゲームで最上級の札「キング」を手にし、クラスの頂点に君臨していた。だが、懐柔していたつもりの取り巻きの刈野に欺かれ、最底辺の「ターゲット」(いじめの標的)に落ち、プライドは粉々に。しかも刈野は、新キングの座を手にしたのだ。クラス全員にいたぶられる梓を前に刈野は「俺に犯されるか皆にマワされるか選べ」と究極の選択を迫り……。

5seconds / さちも

みんなのカイカンが伝染する。
身体に流れ込んでくる他人の感覚にただ自身を委ねることしかできない男子高校生・柊 隼人(ひいらぎ はやと)。
彼には妄想と呼ぶには強烈すぎる体感能力がある。
発情期の猫を見れば、猫の興奮が…。
AVの女優を見れば、女優の快感が…。
たった5秒で得られる気持ちよさは柊だけのヒミツ
そんな誰もが羨むオナニーライフを謳歌していた柊。
人類を超越したオンリーワンなオナニスト。
しかしその密やかな愉しみは幼馴染の寺田 司(てらだ つかさ)にバレてしまう。
コントロールできない気持ち良さに身も心も乱されるスリリングなサイキック・ラブ。
その他、AV男優による攻め喰いやオネエ攻めなどアブノーマルな短編も同時収録!

ひとりじめボーイフレンド / ありいめめこ

「もう1回絶交と俺に抱かれるの、どっちがいい?」
久しぶりに再会したかつての親友はすごぶる綺麗な顔をして、オレを困らせることばかり言う――。小学6年の冬、健介は親友の支倉と中学が離れてしまうのが嫌で、つい心にもない絶交宣言をしてしまった。それから3年が経ち、高校で再会した支倉は何もなかったかのように健介と接してくれる。仲直りが出来たと喜ぶ健介だったが、支倉はとんでもないことを言い出して……
ありい先生の初コミックスは独占欲の強いイケメン×やんちゃ少年、ド王道の直球ストレート!

ブラザー★シャッフル! / 三島一彦

男性風俗のゴーゴーボーイ

男性風俗のゴーゴーボーイ

ネット上には色々情報があるのでいくつかまとめて引用します

暇だからゴーゴーボーイへ男性を買いに行った(前編)

年間平均気温は29.1度・・・

 

バンコクに冬はない。12月でも半袖で過ごせるほどだ。

 

陽が落ちた夜になっても暖かいと人はどういう行動をとるか。そう、外に出歩く。こうしてバンコクの夜遊び文化は発達してきた(多分)。

 

ポーカーフェイスのエリートサラリーマンも、バンコクに来たときばかりは羽目を外して浮かれ騒ぐ。一本路地に入れば世界中からやってきた欲求不満の男たちで溢れかえっている。

 

しかしここでその鬱屈した性の欲求を晴らそうとしているのは男たちだけではない。

 

「性の快楽を男性だけのものにしておくのはもったいない!」

 

そんな女たちのために「ゴーゴーボーイ」という風俗がある。ゴーゴーバーの男性版といった感じで、気に入った男の子を自分の席に呼んで一緒にお酒を飲んだり、外に連れ出したり(自分のホテルに連れ込むのも可)出来る場所だ。

 

 

私と友人のM(女性)はゴーゴーボーイの店が立ち並ぶ「トワイライト通り」へと足を踏み入れた。

 

踏み入れた瞬間、店の先で談笑していた男たちが一斉にこちらを向く。

 

 

「オトコノコたくさんイルよ!」

「ちょっとだけでいいから、観てって!ね?」

 

「オトコ!オトコ!オネエさん、オトコ!」

 

 

四方八方から手が伸びてきて私と友人の服をつかむ。どいつもこいつも自分の店に引きずり込もうと躍起だ。客引きというよりも拉致に近い。

 

目的の店は通りのだいぶ奥にあるのだが、客引きたちとの攻防でなかなかたどり着けない。両手を広げて通せんぼしてくる少年もいる。無茶苦茶だ

 

ゴーゴーバーに行ったときは女がおじさんたちを客引きしている光景を見たが、こんなにしつこくはなかった。

 

「どうしようどうしよう」と二人で怖がりながらとりあえず前へ進む。道の両端から感じるニヤニヤとした視線や、囃し立てる声をくぐり抜けてやっと店についた。

 

 

タイには、完璧に女に見えるゲイの方と、明らかに男と分かる顔なのだがその上に濃い化粧をしているゲイの方がいる。

 

私たちを出迎えてくれたのは後者だった。

 

 

「サワディーカー(こんばんは)」

 

とニッコリ微笑むおじさん(と言っていいのかどうか)の後をついて階段を上る。

 

中央で輝くステージの周りを暗闇が取り囲んでいた。まるで地下格闘技の会場みたいだ。

 

後ろのほうでコソコソと鑑賞するつもりだったのに、ゲイのおじさんが私たちを最前列に座らせた。すごく目立つ。

 

他のお客さんの中に女性は見当たらない。私たち以外は男性ばかりだ。本物のゲイのお客もいるだろうが、冗談交じりで見に来たノンケの観光客も多い気がする。

 

不安なままお酒を注文した。ここは入場料などは特に必要がなく、お酒を一杯注文する以外には何も求められない。

 

しばらくすると会場が真っ暗になり、「絶対に写真を撮らないでください」という注意アナウンスが流れる。

 

アップテンポの曲が流れ、オレンジ色のビキニしか身にまとっていないタイ人男性がぞろぞろとステージへ降りてきた。

 

 

男性たちはステージ上に等間隔に並んで立ち、お客さんたちの前で音楽に合わせて腰を振り始めた。ビキニの中でお●ん●んが揺れている。

(この先「お●ん●ん」が何度も出てくるが、いちいち伏字にするのが面倒なので以降「ナイススティック」と記述)

 

ビキニが随分盛りあがっている気がしたので友だちに「この人たちはみんな勃起しているのかな?」と聞いた。友人はビキニをしばらく眺めたあと「そうかもしれない」と言った。

 

皆ビキニの側面に番号札をつけていた。ゲイの店員さんが隣に座って「好きな男の子を選んでいいのよ。隣に座らせて一緒にお酒を飲めるわよ」と言った。私はちょとかっこいいなと思う人を見つけたけれど、恥ずかしかったのでうつむいていた。少しでも顔を上げると、自分を買ってほしいとアピールしてくる踊り子たちとガンガン目が合うので気まずい。仕方ないので目の前で揺れるナイススティックを見ていた。でもそろそろ生ナイススティックを見たい。布に包まれたナイススティックはもう飽きた。

 

そんなことを考えていると曲が変わり、今度は女装したゲイの方々によるショーが始まった。

 

二階からポールやら綺麗な布(カーテン?)やらが降りてきたり、宙づりになったりとアクロバティックかつ幻想的で見応えがある。

 

ゴーゴーバーでは半裸の女性たちが小刻みに揺れているだけでつまらなかったが、ゴーゴーボーイは素晴らしいショーを観られる。

 

次々と繰り出されるコンテンポラリーダンス。

ムチでぶっ叩くなどの謎の演出はあるが、みんな一生懸命に踊っていて魅入ってしまう。表情もきらきらしていてすごく楽しそうだ。

 

生のナイススティックも何本も見た。大きいのか小さいのかよく分からないけど、まさに「ナイススティック!」と言いたくなるようなナイススティックだ。

 

これだけ何本も生ナイススティックを見ていると、最初に頼んだカルーアミルクまで何か別の液体のように見えてくる。

 

男性同士で交わるショーも見た。カウボーイハットを被った男性役のゲイが女性役のゲイにおもむろに突っ込んでいて驚いた。私はそれまで男性同士の交わりを生で見たことが無かったので感慨深かった。接合部分がどうなっているのかちょっと見てみたいけど、二人ともすごい激しく動いている。しかも、喚いている。

 

“Help me!!!”

 

とか叫びながら女役のゲイが友人Mの手をめちゃくちゃ掴んでいる。

 

「キャー!」

と悲鳴を上げるM。

 

「チップをあげるのよ!彼らはチップを欲しているわ!」とゲイの店員。

 

 

 

「Help me!」

「キャー!!」

「チップよ!チップをあげるの!」

 

という叫び声が繰り返しこだまする場内はさながら地獄絵図のようだった。

 

 

私はというとどうすることも出来ずニヤニヤしているしかなかった。

 

入店した時からゲイの人たちに絡まれまくるMとは対照的に、私はゲイに全然モテていなかった。「こいつは絡んでも反応薄そうだしスルーだ」と見切りをつけられているに違いない。私の絡みづらさがバンコク共通だと証明されて嬉しいようで悲しい。

 

そんな風に隣に座るMをスケープゴートにしながらショーを堪能していた。

 

 

本日二回目のビキニタイムがきて、オレンジビキニのイケメンたちが再度ステージに並んだ。

 

ゲイダンサーとMの絡みを脇で見ていたからだろうか、「こいつには絡んでも大丈夫」という認識が広まっているようでオレンジビキニ群までMに対して話しかけたり触ったり手にキスをしたりしている。すごいモテようだ。ちょっと嫉妬する。

 

 

ふと見上げると、さっき「いいな」と目星をつけていた男の子がすぐ近くに立っていた。目が合うとニコっと笑う。どうしよう、やっぱりかわいい・・・。

参考http://joshi-daisei.hatenablog.com/entry/2014/12/17/172051